私共が 日頃お手伝いさせて頂いております遺品整理
これは実に奥が深く それぞれにドラマがあります
それは 物品に人の心が・想いが反映しているからであります
この仕事には感動があります 手前ミソではありますが
達成感・充実感があります
“人の一生は棺をおおいて事(こと)定(さだ)まる”という言葉があります
その人の生き方・生き様が棺おけの ふたを閉じた時に
初めて その人の一生の答えが 出るというものです
この仕事は“終(つい)の風景”のお片付けであり
部屋を整理するだけでなく その方のお気持ちも
整理して差し上げる 尊い仕事であると思います
その場に臨席する ご家族様の ご心中は
いかばかりかと拝察いたします
家財の一つ一つに眼を向けた時 故人様との思い出が
走馬燈のように脳裏をよぎり 金銭的な問題やら
これから先 いかに生きていったらいいのか と
途方にくれて いらっしゃいましょう
そういう場面に入り お部屋のお片付けは勿論のこと
ご家族様が 新たな生活のスタートが出来ますように
勇気・元気を与え 明日への力強い一歩が
踏み出すことが出来ますようにと 心掛け
先様に ご安堵を与えお手伝いすることにつきます
そういう姿勢で 目下 取りくんでいるところでございます